女性一人暮らしの費用

女性が田舎で一人暮らしするメリット・デメリット

女性が田舎で一人暮らしするメリット・デメリット 女性一人暮らしの費用

こんにちは、林です。
女性が田舎で一人暮らしするメリットとデメリットについてお話ししたいと思います。

女性が田舎で一人暮らしするというのは、どんなイメージがありますか?
都会とは違った魅力やチャレンジがたくさんあると思います。

この記事では、田舎・地方の物価や働き口、そして女性が田舎地方で一人暮らしするメリット・デメリットや注意点をご紹介します。

田舎・地方の物価

各県の時給から考察

田舎で一人暮らしをする場合、物価は都会に比べて安いというイメージがありますが、本当にそうでしょうか?
実は、都道府県別の最低賃金を見ると、東京都が最も高く、沖縄県が最も低いことがわかります。
しかし、最低賃金だけでは物価の差を判断することはできません。
そこで、各県の平均時給と生活必需品の価格を比較してみました。

都道府県最低賃金米5kgの平均価格卵10個の平均価格牛乳1Lの平均価格レタス1kgの平均価格
東京都1,072円2,183円306円222円321円
沖縄県853円2,246円360円322円595円
青森県853円1,977円241円219円311円
鹿児島県853円1,893円306円249円405円

※参考サイト(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/index.html

※参考サイト(小売物価統計調査)
https://jpmarket-conditions.com/

この表からわかるように、平均時給は東京都が最も高く、沖縄県が最も低いですが、生活必需品の価格は沖縄県が高いことが分かります。

上の表で分るように、田舎で一人暮らしをする場合、都会に比べて収入は減る可能性が高いですが物価も安くなる場所もあるので、田舎次第では支出も抑えられることができます。
ただ、田舎に行けば行くほど交通費の出費が出る場合もあります。
ですから、田舎で一人暮らしをする場合は、物価だけでなく収入や支出のバランスをしっかり考える必要があります。

働き口が見つけやすい

田舎で一人暮らしをする場合、物価だけでなく働き口も気になるところです。
都会に比べて田舎では仕事の種類や量が少ないというイメージがありますが、本当にそうでしょうか?

実は、田舎では都会にない特徴的な仕事やニーズがあります。
例えば、農業や漁業などの第一次産業や観光業などのサービス業です。
これらの仕事は、自然や地域の魅力を活かしたもので、都会ではなかなか体験できないものです。
また、田舎では高齢化や過疎化などの社会問題が深刻化しています。
そのため、医療や介護などの福祉関係の仕事や、地域活性化やまちづくりなどの公共関係の仕事も需要が高まっています。
これらの仕事は、人と人とのつながりや地域貢献ができるもので、やりがいや充実感を得られるものです。
ですから、田舎で一人暮らしをする場合は、都会にない仕事の魅力や可能性を見つけることができます。

とはいえ、既に在宅ワーカーなのであれば場所だけを田舎に移せるので、就職活動の面では心配はないですね。

女性が田舎地方で一人暮らしするメリット

都会とは違った魅力が溢れる田舎で一人暮らしする女性には、多くのメリットがあります。
その中でも特におすすめしたいメリットをご紹介します。

自然と触れ合うことでストレスを解消できる

田舎では、豊かな自然に囲まれて暮らすことができます。
山や川、海や森など、四季折々の風景を楽しむことができます。
また、空気や水もきれいで、心身ともに健康になれます。
自然と触れ合うことで、都会では感じられない癒しや安らぎを得ることができます。
ストレスが溜まった時は、散歩やサイクリング、キャンプや釣りなど、自然を満喫するアクティビティを楽しんでみてください。

地元の食材や特産品を楽しめる

田舎では、地元で採れた新鮮な食材や特産品を味わうことができます。
野菜や果物、お米や魚など、旬のものを安く手に入れることができます。
また、地元のお店やレストランでは、伝統的な郷土料理やオリジナルのメニューを提供しています。
地元の人々の愛情や工夫が込められた食べ物は、一人暮らしの女性にとっても嬉しいものです。
食べ物だけでなく、地元の工芸品やお土産品も魅力的です。
手作りの陶器や木工品、織物や染物など、独自の文化や技術が反映された作品は、一人暮らしの部屋を彩るアイテムになります。

人混みがない

都会では、電車やバスなどの公共交通機関や、スーパーやコンビニなどの商業施設など、どこに行っても人が多くて混雑しています。
それに比べて、田舎では人口密度が低くて、人込みも少ないので空間が広くてゆったりしています。
人混みがないということは、感染症のリスクや、騒音や排気ガスなどの環境汚染も少ないということです。
そのため、ストレスや疲労感を感じにくく、心身ともにリラックスできます。

都会より孤独感を感じにくい

都会では、周りに人がたくさんいるのに誰とも話さなかったり、関わらなかったりすることが多いため、そのギャップで孤独感を抱きやすいです。
それに比べて、田舎では地域の人々とのつながりやコミュニティが強くて温かいです。
近所の人やお店の人と挨拶したり、話したりすることで、親しみや安心感を得られます。
また、同じ趣味や興味を持つ人と出会ったり、参加したりすることで、友達や仲間を作ることもできます。

女性が田舎地方で一人暮らしするデメリット

一方で、田舎で一人暮らしをする女性にとって、どんなデメリットがあるでしょうか?
私は以下のようなデメリットがあると思います。

交通機関や医療施設などのインフラが不十分な場合がある

田舎では、バスや電車などの公共交通機関が少なかったり、遠かったりすることがあります。
また、病院や薬局などの医療施設も同様です。
これらのインフラが不十分な場合、移動や健康管理に不便を感じることがあります。
そのため、一人暮らしをする前に、自分の住む地域のインフラの状況を調べておくことが大切です。
必要に応じて、自転車や車などの移動手段を用意したり、オンライン診療や宅配薬などのサービスを利用したりすることも検討しましょう。

買い物や娯楽施設などの選択肢が少ない

田舎では、スーパーやコンビニなどの買い物施設や、映画館やカフェなどの娯楽施設が少ないことがあります。
これらの施設が少ない場合、日常生活や趣味に制限を感じることがあります。
そのため、一人暮らしをする前に、自分の住む地域の買い物や娯楽の環境を調べておくことが大切です。
必要に応じて、ネットショッピングやオンラインコンテンツなどのサービスを利用したり、近隣の都市や観光地に出かけたりすることも検討しましょう。

地域の風習やしきたりに馴染めないことがある

田舎では、地域社会が強く、風習やしきたりに厳しいことがあります。
これらの風習やしきたりに馴染めない場合、地域住民との関係にひずみを生じることがあります。
そのため、一人暮らしをする前に、自分の住む地域の文化や歴史を学んでおくことが大切です。
必要に応じて、地域の行事や活動に参加したり、地域住民とのコミュニケーションを図ったりすることも検討しましょう。

虫が多く出現する可能性が高い

都会では、建物や道路などのコンクリートで囲まれているため、虫に出会う機会は少ないです。
それに比べて、田舎では自然が豊かで緑が多いため、虫に出会う機会は多いです。
そのため、一人暮らしの部屋にも虫が入り込んでくることがあります。
特に夏場はゴキブリや蚊などの害虫に悩まされることが多いでしょう。
他にも、ムカデやクモなどの嫌な虫も出てきます。
虫が苦手な女性にとっては、虫除け対策や駆除方法を知っておく必要があります。

田舎で一人暮らしする女性の注意点

田舎で一人暮らしをする女性は、メリットとデメリットをよく理解した上で、以下のような注意点に気を付ける必要があります。

事前に住む場所や働く場所を調べておく

田舎で一人暮らしをする場合は、事前に住む場所や働く場所を調べておくことが大切です。
住む場所は、治安や交通アクセス、周辺施設などをチェックしておきましょう。
働く場所は、求人情報や職場環境、給与や待遇などを確認しておきましょう。
事前に情報収集をしておくことで、田舎での一人暮らしに不安やトラブルを減らすことができます。

安全対策や防犯対策をしっかりと行う

田舎で一人暮らしをする女性は、安全対策や防犯対策をしっかりと行うことが必要です。
田舎では、都会に比べて人口密度が低く、夜間の街灯も少ない場合があります。
そのため、夜道や人気のない場所では注意が必要です。
また、一人暮らしの部屋では、ドアや窓の施錠や防犯カメラなどの設備を確認しておきましょう。
さらに、近隣住民や警察署などの連絡先を登録しておくことも有効です。

地元の人々と積極的にコミュニケーションを取る

田舎で一人暮らしをする女性は、地元の人々と積極的にコミュニケーションを取ることが大切です。
地元の人々と仲良くなることで、田舎での生活に役立つ情報や助け合いが得られます。
また、孤独感や不安感を和らげることもできます。
地元の人々とコミュニケーションを取る方法としては、挨拶や世間話をすることや、地域のイベントや活動に参加することなどがあります。
地元の人々とのつながりを大切にしましょう。

自分の時間やプライバシーを大切にする

田舎で一人暮らしをする女性は、自分の時間やプライバシーを大切にすることも必要です。
田舎では、地元の人々とのつながりが深い反面、プライバシーが守られにくい場合があります。
そのため、自分の時間やプライバシーを尊重してもらうためには、適度な距離感や境界線を設定することが大切です。
また、自分の時間やプライバシーを有効に活用することで、趣味や勉強などの自己啓発に取り組むこともできます。
自分の時間やプライバシーを大切にしましょう。

必要な時は助けを求める

田舎で一人暮らしをする女性は、必要な時は助けを求めることも大切です。
田舎で一人暮らしをすることには、メリットもデメリットもあります。
メリットを享受しつつ、デメリットに対処するためには、自分だけで頑張るのではなく、周囲の人々や専門機関などに助けを求めることが必要です。
例えば、健康や精神面での悩みがある場合は、医療機関やカウンセリングなどに相談しましょう。
また、生活面での困り事がある場合は、地域の支援センターやボランティアなどに依頼しましょう。
必要な時は助けを求めましょう。

まとめ

田舎で一人暮らしをすることは、都会とは違った魅力やチャレンジできることがたくさんあります。
しかし、それに伴って困難や不便もあります。
人に寄ってのメリットが、ある人にはデメリットに感じることもあるので田舎で一人暮らしをする場合は、自分のライフスタイルや目的に合わせてしっかりと比較検討することが大切だと思います。

田舎暮らしを検討している方にとって有益な情報になれば幸いです。
それではまた。

タイトルとURLをコピーしました